【ベイリン】アーサー王でも抜けなかった剣を抜いた騎士とは?

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今回お話するのは

2本の剣を持つ騎士

ベイリン

です。


ベイリンとは?

ベイリンとは?

ベイリンはアーサー王伝説における円卓の騎士の一人。

~ベイリンのプロフィール~

  •  欧文表記: Balin
  •  別表記: バリン
  •  異名1: 双剣の騎士
  •  異名2: 2本の剣を帯びた騎士
  •  異名3: 蛮人ベイリン
  •  異名4: 野蛮なベイリン
  •  初登場: キャクストン版第1巻18章
  1.  アーサー王の即位と欧州統一

などに登場しています。

ベイリンの「野蛮な」「蛮人」という異名は、後述するエピソードに由来します。


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ベイリン: 剣を引き抜いた騎士

ベイリン: 剣を引き抜いた騎士

ベイリンを象徴するお話は「誰にも抜けなかった剣を引き抜く」という、RPGゲーム等では王道ともいえるお話。

実際に、アーサー王もこの件を引き抜いて、「引き抜いた人間の地位や身分を証明する」という事を体験しています。

こういったイベントを

  •  ガラハッド
  •  アーサー王
  •  ベイリン

など数少ない騎士が、この試練を達成しています。

あっさり引き抜けた剣

ベイリン: あっさり引き抜けた剣

そんなベイリンの剣を引き抜いたエピソードが、「アーサー王の死の序盤」に記されています。


~優れた騎士のみ抜ける~

アーサー王が即位したばかりのブリテン島は統一がされておらず、11人の王同士の戦乱の渦中であった。

そんなある日、アーサー王の城にとある乙女達が訪れた。

1人は「アーサー王にエクスカリバーを渡した湖の乙女」。

もう1人は「全ての徳を兼ね備えた優れた騎士にしか抜けない剣を持ってきた乙女」。


後者の剣を抜くために、アーサー王を筆頭に数多くの騎士たちが挑戦をしたが、全員抜くことが出来なかった

ただ、その場に偶然居合わせた騎士ベイリンが挑戦すると、あっさりその剣を引き抜いてしまったのであった。

ちなみに、ベイリンはこの時アーサー王の従兄弟を殺害した罪で投獄されており、出所したばかりであった。



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ベイリン: 剣の着服

ベイリン: 剣の着服

剣を簡単に抜いてしまったベイリン。

当然乙女も感激して

あなたは大変優れた騎士です。ただ、その剣を返していただきたい。

と剣の返還を求めたが、ベイリンは拒否

このことに対し、乙女は

その剣には持ち主が愛する者を殺害し、持ち主を破滅に導く恐ろしい呪いがかかっているのです

と説明しても、ベイリンは面白がって剣を着服してしまったのであった。



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ベイリン: 宮殿の追放と双剣の騎士

ベイリン: 宮殿の追放と双剣の騎士

ベイリンはこの引き抜いた呪いの剣と、自分が既に持っていた剣を合わせて「2本の剣」を所有するようになった。

これ以降、彼は「双剣の騎士」という異名で呼ばれることになります。


ただこの時、アーサー王にエクスカリバーを渡した「湖の乙女」がこう要求してきました。

剣を持ってきた乙女の命か、その剣を抜いた騎士の命か

ベイリンはこの出来事で「湖の乙女が自分の母を殺害した」ことに気が付き、湖の乙女を殺害。

このことに怒ったアーサー王が、ベイリンを宮廷から追放してしまったのであった。



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追放後の冒険

ベイリン: 追放後の冒険

ベイリンは宮廷から追放された後、様々な冒険を行います。

ただし、その冒険によって彼はより大きな罪を背負うことになります。

~触れてはいけない聖具~

追放後、ベイリン卿はアーサー王からの刺客である騎士「ランサー」をあっさり返り討ち。

ただ、後から遅れてきたランサーの恋人は、彼の亡き姿を見つけ、絶望のあまりその場で自殺をしてしまうという悲劇が起きていた。


その後、弟の「ベイラン」と合流。

「アーサー王の許しを得るために、敵対していた北ウェールズの王リエンスを倒そう」

と決意し、たった2人でリエンス王を奇襲。

60人の兵を連れていたリエンス王を捕虜にすることに成功し、この戦果が認められてアーサー王の許しを得た。


だがこの時、アーサー王はロト王とも戦っており、「ガーロン」という魔法を使う騎士によって苦しめられていた。

先の戦果で許しを得たベイリンは

ガーロンも打ち取ってからアーサー軍と合流しよう

と決意し、単独行動をとってしまったのである。


道中に紆余曲折会ったが、ベイリンは武器の携帯が禁じられていたペラム王の城でガーロンを発見した。

そこでベイリンは短剣を隠し持ち、ガーロンを暗殺することに成功した。


しかし、このことに激怒したのがペラム王。

短剣しかなかったベイリンは城内を逃げ回りながら、対抗する武器「ロンギヌスの槍」を発見。

その槍を使うことでペラム王を撃退することに成功。


一件落着かと思いきや、「触れてはいけない聖具」の力を振るったことにより、城と周囲の土地(3つの国)が焼き尽くされ、ベイリンも生き埋めとなった。

ペラム王も決して癒えない傷によって苦しみ続けたのであった。



ベイリン: 騎士の最期

ベイリン: 騎士の最期

上記のように、様々な大罪を犯してしまった騎士ベイリン。

アーサー王の下に帰ることを諦めて一人旅を続けていました。

そして、とある地方を通った時に悲劇が起き、これが彼の最後となったのである。


~決闘の相手は~

ベイリンは「そこを通過するには「島を守る騎士」と決闘をしないといけない」という、変な風習がある地方を通りかかった。

彼はある騎士の助言に従って盾を借りたが、これが悲劇の始まりであった。


この時、彼が決闘しなければならない相手は、自分の弟ベイランであった。

ベイリンは決闘相手が弟と気が付かず、ベイランも

2本の剣を携えているが、持っている盾が違う。兄ではない

と盾が違うので、兄と気が付かなかったのであった。



こうして、兄弟同士で決闘が始まり、お互いに瀕死の重傷を負わせた。

そして、この時にようやくお互いの素性に気が付いたが、もう手遅れであった。

お互いに助からないと悟り、覚悟した2人は

私たちを同じ墓に埋葬してほしい

と言い残し、息絶えたのであった。



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まとめ: ベイリンはこんな円卓の騎士

まとめ: ベイリンはこんな円卓の騎士

今回は円卓の騎士の一人ベイリンについて紹介させていただきました。

弟と気が付かずに、死ぬ直前まで気が付かないのは辛いですね・・・・。

絶対に遭遇したくない出来事です。

という訳で今回のまとめ

  1.  ベイリンは円卓の騎士の1人
  2.  アーサー王が抜けなかった剣を抜いた
  3.  2本の剣を持っていたので「双剣の騎士」という異名を持つ
  4.  湖の乙女を殺害し宮廷を追放された
  5.  追放後の冒険でロンギヌスの槍を使ってしまった
  6.  冒険の途中で弟と気が付かずに決闘をすることに
  7.  弟と相討ちになり、死亡した

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