【ブランウェン】ケルト神話で最も悲運な結末を迎えた女神とは?

ケルト神話のブランウェンとは? ケルト神話

今回紹介させていただくのは

ケルトの女神の代名詞

ブランウェン

です。

ケルト神話に興味がある方はぜひ一読してみてください。

 

 

ケルト神話のブランウェンとは?

ケルト神話のブランウェンとは?

ブランウェンはウェールズ神話の「マビノギ四枝」の第二の物語に登場する広いんです。

海の神スィールの娘で、物語の中ではブリテン島三貴婦人の一人で、世界で最も美しい女性と称されています。

~ブランウェンのプロフィール~

  • 名前の意味: 白い胸
  • 欧文表記: Branwen
  • 兄弟: マナウィダン
  • 兄弟: ブリテン王のブラン
  • 出典: リグ・ヴェーダ

 

後世の研究で

 

ブランウェンは海神スィールの娘です。女神というよりかは人間の女性になります。

 

ですが後世の研究で、スィールは地平線から太陽が昇る朝方の時間「曙」の女神ではないか?

という可能性があります。

 

 

アイルランドに嫁いだブランウェン

アイルランドに嫁いだブランウェン

ブランウェンは知らず知らずのうちに、ブリテン島とアイルランド島を絶滅に追いやった戦争を起こしてしまった悲運な女性です。

そのきっかけが「マビノギ四枝」に記されています。

 

~アイルランドへの嫁ぎ~

 

アイルランドの王マソルッフが,ブリテンの王ブランの妹であるブランウェンを妻に迎えようとし、ブランもそれを受諾した。

だが、ブランウェンの異父兄弟エヴニシエンがこの縁談を嫌っていた。

自分に婚姻の意見を聞かなかったことが原因

彼はマソルッフ王を侮辱するために王の馬を痛めつけた

 

これをきっかけに両者の関係は一触即発であったが、ブランの賠償でなんとか手を打った。

この時の賠償は「死者を生き返らせる魔法の大釜」というものであった。

この後、ブランウェンはアイルランドに嫁ぎ全て平和的に解決した・・・・。

 

 

 

妃でありながら台所で働かされたブランウェン

妃でありながら台所で働かされたブランウェン

両者の関係は一応修復され、その後ブランウェンはアイルランドに嫁ぎました。

ですが、その関係は修復されたようには見えませんでした。

 

~台所で働かされる妃~

 

アイルランドに嫁いだブランウェンは息子のグウェルンを産んだ。

だが、アイルランド人は王の受けた侮辱を蒸し返し癪に障るものでありつづけ、ついに虐待されて台所で働かされることになった。

さらには、毎日肉屋に耳を叩かれるという屈辱的な待遇をも受けていた。

 

そこで、彼女は台所でひそかにムクドリを調教し、境遇を訴える手紙をつけて故郷に飛ばした。

だが、この手紙が最悪の戦争を引き起こすことになる・・・。

 

 

ブランウェンは戦争を引き起こしてしまった

ブランウェンは戦争を引き起こしてしまった

この手紙を受けたブリテンはガチギレ。

妹を助けるために軍勢を引き連れ、アイルランドに攻め入ることになりました。

だが、戦争は泥沼な戦いになっていきました。

 

~終わりな最悪な戦争~

 

ブランウェンから手紙を受け取ったブランは激怒し、妹を取り返すことにした。

そこで、戦士たちを招集し、さらに大軍を引き連れてアイルランドへ船を出発させた。

 

アイルランドは和平を求めてもてなす為の大きな建物を建造するよう命じた。

その内部には100の小麦粉が入った袋(実際は武装した兵士が隠れていた)をぶら下げてブリテンの兵士を奇襲しようとした。

だが、そのことはブリテンのエヴニシエンの密偵によって見透かされており、袋の中の兵士の頭を全て砕いて殺害。

 

その後の宴でエヴニシエンは再び侮辱されたと感じ、ブランウェンの息子のグウェルンを火に投げ入れてしまい、これを発端に乱闘が勃発した。

もはや無茶苦茶な戦いであったが、アイルランド側はブランの賠償で得た大釜を用いて死者たちを生き返らせていた。

このことを知ったエヴニシエンは死体の中に隠れて大釜を破壊したが、彼はこの時死亡した。

 

この後紛争は続き、血を血で争う争いの末、両者の王は戦死した。

生き残りは

  • アイルランド側: 妊婦5人
  • ブリテン側: 攻め手の7人のみ

と両者の国が滅亡する結果となって終わってしまった。

 

 

ブランウェンの死とその後

ブランウェンの死とその後

戦争が終結し両方の国が滅んだことを知ったブランウェンは、心臓が張り裂けて命を落としてしまいました

また、彼女の遺体は故郷のブリテン島に戻ることはなく、アイルランド島に埋められることになりました。

せめて亡骸は故郷に戻ってほしかったですね・・・。

 

ちなみに、絶滅したアイルランド島は生き残った5人の妊婦が子供を産み、そこからまた発展しました。

 

 

まとめ: ブランウェンはこんな女神様

まとめ: ブランウェンはこんな女神様

今回はケルト神話においても悲運な女神ブランウェンについて紹介せていただきました。

手紙1枚で島2つを滅ぼした戦争を引き起こすなんて・・・・。

全然違いますが、傾国の美女みたいな感じですね。ブランウェンの場合はヤバいぐらい救われない物語ですが・・・・。

 

というわけで今回のまとめ

  •  ブランウェンはウェールズ神話の女神
  •  アイルランド島に嫁いだ
  •  兄弟が結婚に反対し嫌がらせをしたことを受けて、冷遇されていた
  •  ブランウェンの手紙で両方の島を滅ぼす戦争になった
  •  戦争は終結したが、両方の生き残りは併せて12名
  •  ブランウェンは悲しみの余り心臓が張り裂けて死亡した
  •  亡骸はアイルランドに埋められて故郷に帰ることはなかった

 

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