【シヴァ】インド神話最強の破壊神の徹底解説!!嫁はサティ?

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今回紹介するのは

インド最強の破壊神

シヴァ

です。

インド神話に興味がある人はぜひ読んでみてください。

破壊神シヴァとは?

破壊神シヴァとは?

シヴァはインド神話におけるもっとも重要な神様の1柱です。

世界を創造・維持・破壊の破壊を行う神様でもあり、日本でも人気の神様。

~シヴァのプロフィール~

 

  • 名前の意味: 「吉祥者」
  • 別名: 複数
  • 妻: パールバティ
  • ヴァ―ハナ(乗り物): ナンディン(オス牛)
  • 出典: リグ・ヴェーダ

CERNに破壊神シヴァ?


スイスのジュネーブにある国際的に有名な研究所「CERN(セルン)」。

神の粒子ともいわれたヒッグス粒子を見つけた研究所としても有名です。

その研究所の敷地に破壊神シヴァの銅像が立っています。

破壊と創造を繰り返して宇宙の起源を見つける」という考えで建造されたと言われています。

陰謀論的にはシヴァがあるセルンは世界を破壊するという説があるそうです。



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シヴァの外見とその役割

シヴァの外見とその役割

シヴァと言えば第三の目が有名ですね。

「火の眼」とも言われていて、ここから強烈な炎を放って敵対するものを焼き尽くすことが出来ます。

それ以外にもシヴァは身体面では

  •  もつれた編み込み髪
  •  虎の皮と首輪の代わりの蛇を身に着け
  •  悪を滅ぼす正義の色の白い肌の男性
  •  腕の本数は2~10本(数は色々と変わる)
  •  多数の武器を携える

などの特徴で、性格面では

  •  穏やかだが頑固
  •  よく苦行に没頭して自分だけの世界に閉じこもる
  •  一度怒ると恐るべき力を振るう
  •  悪しき者や無礼を働いたものを厳しく罰する

といった特徴を持ちます。

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シヴァは暴風の神から破壊神になった新しい神様

シヴァは暴風の神から破壊神になった新しい神様

実は、破壊神シヴァはインド神話三大神の中では最も新しい神です。

インド最古の聖典「リグ・ヴェーダ」にはシヴァという名前は存在しません。

暴風と医療の神「ルドラ」の異名の一つに「シヴァ」が存在していただけで、破壊神としての名前ではありません。

このルドラ神が変質して、破壊神シヴァが誕生したと考えられています。

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シヴァの嫁はパールヴァティが有名だが・・・?

シヴァの嫁はパールヴァティ―が有名だが・・・?

シヴァといえば、嫁はパールバティーが有名です。

ですが、シヴァの最初の妻はサティーという女神です。


~シヴァとの婚約と悲劇~

サティーは聖仙ダクシャの娘であり、破壊神シヴァとは相思相愛であった。

ただ、ダクシャはシヴァを嫌っており、娘の婿を決める儀式には呼ばなかった

サティーはシヴァを一心に想いながら、花婿の首に掛ける花輪を投げた。

すると、シヴァが突然会場に現れ、その首に花輪が掛かった。

当然、儀式は守られるので彼女たちは正式に夫婦となった。

だが、ダクシャはシヴァを絶対に認めようとはしなかった。

そこで、ダクシャは自ら神々を招いて「供犠祭」という祭りを開いたが、サティーたちは招かなかった。

サティーは単身祭りの場に乗り込み、夫の名誉のために抗議した。

しかし、父は聞き入れるばかりか逆に馬鹿にしたので、サティーは怒り焼身自殺をした。

このことを聞いた破壊神シヴァ神は悲しみ、怒り狂い、ダクシャの開いた祭りを徹底的に破壊した。

その後、サティーの遺体を抱き、各地を放浪しては都市を破壊しつくした

見かねたヴィシュヌ神がサティーの遺体を細かく切り刻むと、シヴァは正気を取り戻した。

このサティーの遺体の破片が各地に散らばり、その場所は聖地となり、その遺体の破片から女神が生まれた。

その為、破壊神シヴァには数百もの妃がいるといわれている。

このように、サティーとシヴァは悲劇的な別れをしてしまっています。
その後、パールバティが2番目の嫁となりました。

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シヴァ: 愛の神カーマを殺害

シヴァ: 愛の神カーマを殺害

破壊神シヴァは怒らせたらやばいという話はあります。

その一方大変な愛妻家で、妻を害する者や、裏切らせようとする者には報復をします。

そんな妻を愛するシヴァがパールヴァティを妻にするまでのお話で、とある神を殺害しています。

~修行の邪魔はするな~

シヴァは最初の愛する妻サティーが焼身自殺した後、外界との関りを完全に断って苦行を行っていた。

そのころ、強大なアスラ「ターラカ」が世界を荒らし、神々を苦しめていた。

そんな時、創造神ブラフマーは

シヴァとパールヴァティの間に生まれた子供がターラカを倒す

と予言し、心を閉ざしたシヴァをパールヴァティに振り向かせるため、愛の神カーマを使わせました。

愛の神カーマは、射た者に恋心を芽生えさせる「花の矢」を使い、シヴァとパールヴァティを結ぼうとした。

ただ、シヴァはカーマの気配に心をわずかに乱されたことに大激怒

カーマを見つけると、額の第三の目から炎を発してカーマの体を完全に焼き殺してしまいました

ただ、この出来事のおかげでシヴァはパールヴァティを2人目の妻としました。

そして、二人の子供である軍神スカンダが産まれ、予言通りターラカを打倒しました。

愛の神カーマはこの後生まれ変わり、妻ラティと再会を果たしています。



破壊神シヴァの逸話5選!!

破壊神シヴァの逸話5選!!

そんな破壊神シヴァの逸話を5つほど紹介させていただきます。

  1.  羅刹王ラーヴァナを子供扱い
  2.  悪の都を一撃で破壊
  3.  世界を毒から守った
  4.  ガネーシャの頭をちょん切った
  5.  夫婦で1柱の神に合体

それぞれ見ていきましょう。

羅刹王ラーヴァナを子供扱い

シヴァ: 羅刹王ラーヴァナを子供扱い

英雄物語「ラーマーヤナ」の敵であるラークシャサ族の王ラーヴァナ。

この王は最恐最悪な悪魔でしたが、シヴァはこんな悪魔でも子ども扱いしています。

~夫婦を脅かしたら倒す~

ラークシャサ族の王ラーヴァナは、想像を絶する苦行により「神々に負けない」という特権を手に入れ。強大な存在になりました。

当然神々は「ラーヴァナに手出しができない」という状態であった。

調子に乗ったラーヴァナは、シヴァと妻が住むカイラーサ山を揺らして夫婦を脅かす愚かな行為を行いました。

ぶちぎれたシヴァは、神々に負けないという能力を持つラーヴァナをカイラーサ山の下敷きにして放置しました。

このことに面食らって泣きながら許しを求めましたが、シヴァは1000年の間許すことをしなかったといいます。



悪の都を一撃で破壊

シヴァ: 悪の都を一撃で破壊

羅刹王ラーヴァナをあっさり倒したシヴァ。

それだけでなく、もっと凄まじいことをしたことがあります。

~悪の都はすべて消す~

ある時代、世界に偉大な都市が存在していました。

天界、空中、地上の3層構造をなした都市「トリプラ」。

この都市は悪の種族アスラ族が建設したものでした。

そして、3体の強大なアスラが統治し、世界に圧政を敷き人間と神々を苦しめていました

そこで神々は破壊神シヴァにアスラの討伐都市トリプラを破壊してもらうように懇願しました。

シヴァはこの強力なアスラに対抗するため、すべての神々から力の半分を借りて戦いに臨みます

神々の力を借り受け、「マハーデーヴァ」の称号を得たシヴァ。

強力な矢に姿を変えた神々を、自分の持つ強弓で解き放ちました。

シヴァはこの一撃でアスラ3体と都市トリプラを破壊して、世界に平穏をもたらしました。


世界を毒から守った

ブラフマー: 世界を毒から守った

最強の武人としてのイメージが強いシヴァですが、逆に世界を破滅から守った逸話があります。
それが、乳海撹拌という物語での活躍です。

~毒から世界を守る!!~

神々とアスラが、海をかき混ぜて不老不死の霊薬「アムリタ」を製造していました。

その時、かき混ぜる時に動力線として使っていた大蛇ヴァースキ。

この蛇を酷使し過ぎてしまった為、体内の毒を苦しみのあまり吐き出してしまった

ヴァースキが吐いた毒は「ハラ―ハラ」という世界を滅ぼす猛毒であった。

これが世界に流れてしまえば世界が壊滅してしまいます。

そこでシヴァは、このヴァースキが吐きだした猛毒を全て飲み込んで世界を守りました
シヴァの白い肌の喉の部分が、青く変色してしまったのもこの時です。


ガネーシャの頭をちょん切った

ガネーシャの頭をちょん切った

ガネーシャといえばインドだけでなく日本でも有名な神様。

像の頭を持つ神様なんですが、なぜ「像の頭なの?」という話は知らない方が多いと思います。
この頭にはシヴァが大いに関係しています。

~息子の頭をちょん切り~

ガネーシャはシヴァとパールヴァティの間に生まれた息子であるが、シヴァとガネーシャは誕生以来面識がなかった

そんなある日、パールヴァティは水浴をしており、息子のガネーシャに「誰も覗かないように見張っておくように」と命令していました。
そして、シヴァが帰ってきたときガネーシャは母の命令通りシヴァの帰宅を拒みました。

すると、シヴァは帰宅を邪魔するガネーシャに激怒し、彼の首を刎ねてしまった

これを知ったパールヴァティは深く嘆き悲しみました。

そして、妻を慰めるためにシヴァはその場を最初に通りかかった像の頭をガネーシャの胴体につなげ、復活させました。

なぜその場に象が通りかかったのかは、神話の世界なので気にしたら負けです。



夫婦で1柱の神に合体

アルダナーリーシュヴァラ

まるで仮面ライダーWのような姿ですが、インドには左半身が女性、右半身が男性の形をした奇妙な像があります。


この像はシヴァとその妻パールヴァティが合体した姿です。

名前は「アルダナーリーシュヴァラ」といい、「半身が女神のシヴァ神」という意味となります。

もともと、ヒンドゥー教の中でもシヴァ神を主神として信仰していた「シャクティ派」。

彼らはパールヴァティの「性の力」を信仰の対象にしていました。

そこで、シヴァ神とパールヴァティが一体の存在であるということを示すため

  •  右半身がシヴァ
  •  左半身がパールヴァティ

という神像を作り、崇めています。

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まとめ: シヴァはこんな神様

まとめ: シヴァはこんな神様

今回はインド神話だけでなく、日本でも有名な破壊神シヴァについて紹介させていただきました。

妻を心から愛する愛妻家で、ドラゴンボールのキャラ並みの強さを持つインド三大神。

そりゃ日本でも人気になりますな。

という訳で今回のまとめ

  1.  破壊神シヴァはインドの三大神の1柱
  2.  白い肌に2~10本の腕を持つ
  3.  頑固で愛妻家だが怒ると恐るべき力で悪しき者や無礼を働いた者に報復する
  4.  元々は暴風の神だったが、破壊神へとなった
  5.  パールヴァティは2番目の妻(1番目はサティ)
  6.  愛の神カーマを苦行を邪魔したということで焼き殺した
  7.  神々から力をもらい、強大な敵を1本の矢で滅ぼした
  8.  世界を滅ぼす毒を飲み、世界を救った
  9.  息子ガネーシャの頭を切り落とし、像の頭を付けた(ガネーシャと面識がなく、家に入るのを拒まれたのでシヴァが怒った)
  10.  半身がシヴァ、半身が妻の姿の究極神の神像がある
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